安達円空

 円空の善財童子(ぜんざいどうじ)は岐阜県高山市国府町鶴巣の清峯寺に祭られている。インドの長者の子が文殊菩薩の勧めで、様々な指導者(善智識)53人を訪ね修行を積み、普賢菩薩の所で悟りを開いたのが善財童子。
 童子が文殊に問う。「私は長い間、自尊心に囚われて、無知蒙昧なまま罪を重ねてまいりました。愛欲の深みにはまり、愚かさの闇に入り込み、憎しみの怒りの炎を燃やし続けてきて、果てしない迷いの世界を流転し続けている者でございます。・・・・生老病死の苦しみに苛まれている私の悩みを除いて安らぎを授け、菩薩の道を教えて下さい
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