12.営業用アイテムについて

 アマチュアオーケストラ(アマオケ)が地域社会のサポートを受けるにあたっては、何らかの形でのアピール活動をする必要がある。このような対外的な恣意活動のことを本稿では仮に「営業」とよぶこととするが、この営業にあたっては、事前に必要な書類や資料等を充分に準備しておかなけばならない。以下に、営業に必要な書類や資料等のアイテムについて述べることとする。


12.1.依頼書

 依頼書とは、楽団の要望を直接的な形で表現した文書である。

 依頼書作成上の注意としては、次のとおりである。

 楽団の存在および活動が簡潔に述べられていること。企画に対する要望の場合には、企画の主旨が明確であること。要望を的確に表現すること。要望によってはその範囲を具体的に示すこと。依頼先の機関名および企業名や代表者氏名を間違えないこと。楽団に法人格がない場合には、代表者の全責任のもと代表者の氏名で依頼書を発行すること。依頼書の文章作成のスタンスとしては、依頼先に対する礼は尽くした上で、決して卑屈にはならないことである。

 依頼書を作成した方がよい依頼には、下記のようなものがある。

 このほか「賛助会入会のごあんない」や「募金のおねがい」なども依頼書の一種と考えることができる。

 依頼書は、原則としてワープロ印刷、片面コピーしたものを、ステープラー(ホッチキス)などでとじた形で運用する。


12.2.公演企画書

 企画書とは、ほんらい企画提案者が事業主体者に対して新たな企画を提案する際に用いられる、事業の原点ともいうべき書類なのであるが、ほとんどの場合アマオケでは自主事業としての企画しか持っていないので、ここでいう企画書とは依頼書等の添付資料として用いるものである。むしろ、公演企画概要書のようなものであるとの認識がよい。

 公演企画書は、原則としてワープロ印刷、片面コピーしたものを、ステープラー(ホッチキス)などでとじた形で運用する。

 公演企画書を構成する項目について、簡単に述べる。


◇前文

 前文は、挨拶、簡単な楽団自己紹介(沿革)、楽団近況、公演の告知などにより構成される、定型文である。なお前文にさきだち、表紙をもうけて、文書タイトル、文書作成者氏名、作成期日を記載してもよい。


◇公演の主旨

 公演の主旨ばかりでなく、公演のみどころや公演のねらいなどについても言及するとよい。文章作成上のスタンスとしては、どの部分を活字メディアに引用されてもかまわないようなものにすることである。むしろそれを意識した上で書く方が望ましいとさえいえるのである。取材依頼書の添付資料として公演企画書が用いられる際には特に顕著で、取材インタビューを補完したり、大胆な場合には「公演の主旨」とほぼ同文の新聞記事になったりするのである。客演指揮者、独奏者、初めて取り組む曲、初めての会場など、特筆すべきことには必ず触れておくこと。


◇公演概要

 公演概要は箇条書きがよい。記載事項としては、公演名称、公演期日、開場・開演時刻、公演会場、出演者、演奏曲目、主催、共催、協賛、後援、入場料、入場券販売所など。このほか総経費など、必要に応じて項目を増やしてもよい。


◇添付資料

 出演者プロフィール(指揮者、独奏者)、演奏曲目解説、公演会場概説など。


◇添付写真

 プロフィール写真(指揮者、独奏者、オケ)、練習風景写真など。


12.3.楽団紹介冊子

 アマオケは、楽団紹介のためのパンフレットとして、例えば「オーケストラ・インフォーメーション(以下オケインフォ)」などと銘打った冊子を作成しておくとよい。毎年、楽団の現状況に即してヴァージョンアップを図り、最新情報を盛り込んだオケインフォを発行するパターンが確立すると、営業用アイテムとしてだけでなく、団員勧誘の資料など単独での活用もできるので、非常に有効である。

 標準的なオケインフォの構成について、項目ごとの解説を加えながら以下に示すこととする。


◇表紙

 記載例:***** Orchestra INFORMATION 19**.**.

     **管弦楽団「ごあんない」平成**年*号


◇前文

 挨拶文、楽団略歴、地域への謝辞など、社交的な儀礼文。


◇活動の目的

 玉虫色のスローガンでよい。具体的な表現は、次項から。


◇活動内容−公演

 定期公演:年間開催数、開催時期、公演会場、出演者、その他。

 特別公演:年間開催数、開催時期、公演会場、出演者、その他。

 その他の公演:あれば詳しく。楽団内発表会などについても触れるとよい。


◇活動内容−練習

 定期的な練習日、練習時間、練習会場、練習形態、指導者、その他。

 合宿や強化練習などがあれば、それについても詳しく。


◇構成員および組織

 楽員になる資格およびオーディションの有無について。

 楽員の職業構成、居住地域など。

 所属楽員の楽器別構成人数。

 スタッフ組織。現スタッフ氏名。


◇予算

 楽員ひとりあたりの団費(月額)およびチケット販売ノルマ(金額)。

 合宿など、特別会計の個人負担額。

 楽団としての年間総経費。

 助成金について。

◇沿革および演奏活動記録

 ごく簡単な楽団沿革。

 公演名称、出演者(指揮・独奏)、曲目、会場など(過去5年間程度でよい)。


◇指導者

 プロの演奏家を指導者として招聘している旨のアピール。

 音楽監督、常任指揮者、トレーナーなど、指導者の氏名およびプロフィール。


◇今後の目標

 まとめの儀礼的な文章。謙虚さをみせるとよい。


◇連絡先

 楽団所在住所。

 代表者または事務局の住所氏名および電話番号やFAX番号など。


  ◇奥付

 発行者、編集者、発行年月日、印刷所など。


  ◇裏表紙

 あればシンボルマークなど。

 なお記載内容については、運用先を考慮に入れた上で、どこまで情報公開をするのかを考える必要がある。

 オケインフォは、ワープロ印刷、両面コピーしたものを、ステープラー(ホッチキス)などで中とじした形のものでもよいが、できれば印刷所で作成し写真などもふんだんに使用したものの方が、運用の際、より強いインパクトを与えるので望ましいといえる。


12.4.種々の資料等

 上記以外に添付資料として使用できるものについて述べる。


◇紹介状や推薦文など

 自治体首長、教育長、文化協会長、地元財界トップ、マスコミ各局長、音楽家や、各企業の協賛広告担当者間の紹介状や推薦文など。自署捺印を有することが原則。


◇前回公演のパンフレットや記念誌など

 いちばん最近に開催された公演のパンフレット(プログラム)や、もしも制作したものがあれば創立○○周年記念誌など。


◇マスコミ報道記録

 マスコミに(パブリシティとして)取りあげられた記録のオリジナルとコピー。このときオリジナルの返還を求めてもよいが、その際には必ずコピーを準備しておくこと。以下に主な報道記録の例を挙げる。


12.5.契約書

 依頼内容が契約により形となるときには、あらかじめ依頼内容に対応した契約書を作成しておかなければならない。そして営業の際には、契約書とともに契約名義人の印鑑も準備しておかなければならない。契約書を必要とする主な契約には、以下のものがある。


12.6.その他

 上記以外の、営業の際に携行するとよいアイテムについて述べる。


◇オーケストラ歳時記アルバム

 オケの活動を一年にわたって撮影したアルバム。写真ごとにキャプションをつけておくこと。撮影の際には、印刷原稿にする可能性も考えてあわせて、リバーサル(ポジ)フィルムを用いておくとよい。


◇コンサート・カタログ

 音楽教室の営業やコンサートの主催依頼・協賛依頼をするときに、クライアントに提示するコンサートのパターン集。プログラムや出演者(指揮者、独奏者、司会者など)、会場、楽団編成などについて、いくつかの組み合わせの基本パターンを作っておき(レディーメイド)、それぞれの制作経費の設定を提示したものをいう。クライアントの希望を入れて、マイナーチェンジする場合(イージーオーダー)もある。ただし、あくまでも「楽団はプロではなくアマオケである」との姿勢のもとでのみ提示できるカタログなので、営業上のスタンスには細心の注意が必要。これは特殊なアイテムなので、アマオケとしてのスタンスを傷つけるくらいなら割愛した方がよいだろう。


◇アイテム専用封筒

 上記資料等を、一括して入れることのできる大型封筒を準備しておく。この封筒には必ず、オケのロゴやシンボルマークを印刷しておくこと。印刷所に発注する予算がない場合には、簡易印刷(プリントゴッコなど)をしてもよい。


◇オーケストラ・グッズ

 楽団で制作した種々のオケグッズ。例えば、CD・Tシャツ・トレーナー・ステッカー・ボールペンなど。特にCDは(音楽団体としての)オケの「音の名刺」としても使えるし、衣類は「キャンペーン・ユニフォーム」としても使えるし、ステッカーは備品等の「所属ネーム・プレート代わり」としても使えるし、意外と効果が大きい。むろん景品としての意味もある。


 ◇楽団名刺

 楽団役員(個人名で楽団名刺をもつ人)以外の楽員が営業にでる際の名刺として、楽団名をタイトルにした名刺を準備しておくとよい。運用の際には、各担当者が自分の氏名を書き加えておくのである。また、営業アイテムをまとめた封筒にクリップ止めをして、団体存在アピールの目的に使用するのもよい。


12.7.営業におけるアイテムの意味

 営業におけるアイテムを、その性格によって区分すると、まず「オケの意志や要望を文書化したもの」の存在が挙げられる。依頼書や契約書がその例として挙げられるのだが、これらのアイテムの意味は明らかに「オケの主張」にほかならない。

 次に挙げられるものに「オケの紹介もの」がある。オケインフォがその代表例だが、これには「オケの存在アピール」の意味がある。

 さて最後に挙げられるものに「分不相応なまでのグッズなど」がある。CDをはじめとするアマオケらしからぬ品々を指すのだが、これの意味は紛れもなく「オケのこけおどし」である。これは、地域社会に対してオケの実態以上の評価を求めた上で、大きなサポートを受けようとする姿勢の表れなのであるが、結果的には、地域社会の過分な評価に引きずられるかのようにオケの実態も成長することが多く、楽員の(勘違いによる)自己肥大さえ避けることができるのであれば(加えて楽員の謙虚さを保ち続けることができるのであれば)、極めて有効な手段だといわなければならない。なお総てのアイテムの制作にあたって、製作完成度を高める姿勢も同様の意味を持つものである。


12.8.書式例

の書式例を示す。


公演協賛依頼書

平成○年○○月○○日
株式会社○○自動車工業 御中

○○管弦楽団代表 ○○ ○○


公 演 協 賛 の お ね が い


 謹啓
 初夏の候、御社におかれましては益々ご発展のこととお慶び申し上げます。
 さてこの度、私ども○○管弦楽団では特別演奏会「パパと子のファミリーコンサート」を開催する運びとなりました。わが国の社会状況のなか、日頃ふれあう機会の少ない父親と子どもを観客に迎え、音楽を通してひとつの楽しみを発見していただくことを趣旨にした企画で、ともすればかたぐるしくなりやすい音楽会を、あたかもピクニックやドライブにでも出かけるようなきやすさで楽しんでいただけるよう、楽員一同、いまからはりきって練習に取り組んでおります。
 本公演の制作発表以来、各方面より励ましのお言葉をいただいたり、お問い合わせの連絡をいただいたり、取材の申し込みを受けたりと、あまりの反響の大きさに楽団としてもいささか戸惑っておりましたが、先日「そこまで注目を浴びているのならば」ということで企画の見直しをはかり、別記のとおりグレードアップをした新企画で取り組むこととなりました。
 しかし私どもはアマチュアのオーケストラということもあって財政的に限界があり、企画の変更にともなう総経費の増加分の吸収にはいささか苦しいものがあります。そこで、日頃から地域の音楽文化活動に深いご理解を示してくださっております御社に、本公演の協賛をお願いいたしたく、ここにご依頼申し上げる次第です。
 協賛の方法といたしましては、まことに勝手ながら総経費の不足分の助成をお願いいたしたいと存じます。またその上で、公演名称のサブタイトルに御社のお名前を使わせていただけたらとも考えております。
 もし御社のご協力を仰ぐことが決定いたしましたら、即刻、詳細についてのお話しをさせていただきたいと存じます。
 まことに一方的で勝手なお願いであることは重々承知いたしておりますが、どうぞ私どもの現状にご理解をたまわったうえで本案の主旨にご賛同いただき、本公演を成功にお導きくださいますよう、重ねてお願い申し上げます。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。
敬具







1.公演名称:○○管弦楽団特別演奏会「パパと子のファミリーコンサート」
2.公演日時:平成○年○○月○○日( )
       午後○時○○分開場 午後○時○○分開演
3.公演会場:○○県民文化ホール 大ホール
4.主  催:○○管弦楽団
5.協  賛:御社にお願いいたしたいと存じます
6.後  援:○○市教育委員会
7.プログラム :第1部「楽しいクラシック」*1)
       第2部「パパと歌おう」*2)
       第3部「音楽物語『ピーターと狼』」*3)
8.出  演:指 揮/○○○○
       司 会/○○○○(歌のおねえさん)*4)
       管弦楽/○○管弦楽団
9.入 場 料:全自由席
       前売/おとな\1,200.- こども\600.-
          セット券(おとな1名こども2名まで)\1,700.-
       当日/おとな\1,500.- こども\800.-
       (市内プレイガイド、○○管弦楽団事務局で販売予定)
10.総 経 費:\3,500,000.-(当初予算\2,800,000.-、不足額\700,000.-)



*1) ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

*2) ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

*3) ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

*4) ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○


広告掲載依頼書

平成○年○○月○○日
関 係 各 位

○○管弦楽団代表 ○○ ○○


○○管弦楽団第○○回定期演奏会 協賛広告掲載のおねがい

 拝啓
 ○○の候、皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 さて私ども○○管弦楽団では、きたる○○月○○日( )に○○県民文化ホールにおいて、○○管弦楽団第○○回定期演奏会が開催される運びとなりました。
 さて本公演を開催するにあたり、私どもでは数種類の印刷物を発行することになっております。公演パンフレット、ポスター、チラシ、チケットがそれにあたるのですが、このうちポスター以外の印刷物には、何らかの形で広告掲載スペースを設けており、是非とも皆様からの印刷物発行に関わるご助力を賜りたいと考えております。
 つきましてはまことに勝手なお願いで恐縮いたしますが、何卒、私どもの主旨にご賛同をいただきました上で別記方法によりご協力賜りたく、ここにお願い申し上げます。
 どうぞよろしく、重ねてお願い申し上げます。
敬具



公演概要

1.公演名称:○○管弦楽団第○○回定期演奏会
2.公演日時:平成○年○○月○○日( )
       午後○時○○分開場 午後○時○○分開演
3.公演会場:○○県民文化ホール 大ホール
4.主  催:○○管弦楽団
5.共  催:(財)○○県文化振興協会
6.後  援:○○県、○○県教育委員会
7.曲  目:ペンデレツキ/広島の犠牲に捧げる哀歌
       メシアン/トゥーランガリラ交響曲
8.出  演:指  揮/A.ニキシュ
       管 弦 楽/○○管弦楽団
9.入 場 料:全自由席 前売り/\1,200.- 当日/\1,500.-
10.総 経 費:\3,500,000.-

公演企画書






○○管弦楽団
第○○回定期演奏会
公演企画書




企画書作成年月日:平成○○年○○月○○日
企画書作成者:○○○○


 私ども○○管弦楽団も、昭和○○年の創立以来、四半世紀あまりを経過いたしましたが、この間、幾多の試練を乗り越えることができましたのも、ひとえに関係各位の皆様のお力添えのたまものと、楽員一同、深く感謝をいたしております。

 さて、昭和○○年より現行の年2回開催となりました私どもの定期演奏会も、今回で第○○回を数えることになり、これを機会にまた一段飛躍すべく、下記のような企画のもとに定期演奏会を開催する運びとなりました。
今回は客演指揮者に、音楽監督の○○○○氏のご紹介を受けて○○○○氏を招聘することになりました。わが国の若手指揮者の中でも、いまいちばん輝いている氏の華麗な指揮のもと、非力なわれわれがどこまで変身できるかと、楽員一同、胸を膨らませているところです。
また共演いたします独奏者の○○○○氏も、先頃、○○財団音楽新人賞を受賞した次世代を担う演奏家であり、氏から計り知れないほどの音楽的刺激を受けるであろうことも楽しみにしております。
プログラムは、今年生誕○○○年を迎えました○○○○○○の作品を中心に組みましたが、この○○○○○○は、昨今ブームとなっている作曲家○○○○に重大な影響を与えた作曲家としても知られており、このブームの背景をうかがう上でも興味深いプログラムであるといえるでしょう。
会場は○○県民文化会館大ホールですが、現在このホールは音響改修工事を施している最中で、私どもの公演が工事完了直後ということもあって、ホールの新しい響きにも興味がもてるところです。
私どもはこの恵まれた機会を、実り多きものにしたいと考えており鋭意精進する覚悟でおります。関係各位の皆様におかれましても、まだまだ稚拙な私どもではありますが、いままで同様、温かく見守ってくださいますようお願い申し上げます。




1.公演名称:○○管弦楽団第○○回定期演奏会
2.公演日時:平成○○年○○月○○日( )
       午後○時○○分開場 午後○時○○分開演
3.公演会場:○○県民文化会館 大ホール
4.主  催:○○管弦楽団
5.共  催:(財)○○県文化振興協会
6.後  援:○○県、○○県教育委員会
7.曲  目:○○○○○○/交響曲第○番「○○○○」
       ○○○○○○/○○協奏曲第○番
       ○○○○○○/序曲「○○○○」
8.出  演:指 揮/○○○○
       独 奏/○○○○
       管弦楽/○○管弦楽団
9.入 場 料:全自由席 前売り/\1,200.- 当日/\1,500.-
       (市内プレイガイド、○○管弦楽団事務局にて販売中)

添付資料1 楽曲解説

○○○○○○/交響曲第○番「○○○○」

 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○


○○○○○○/○○協奏曲第○番

 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○


○○○○○○/序曲「○○○○」

 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

添付資料2 プロフィール


指 揮/○○○○

 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○


独 奏/○○○○

 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○


管弦楽/○○管弦楽団

 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

印刷物制作発行企画


印刷物制作発行企画

1.品  目:○○管弦楽団第○○回定期演奏会
       1.公演パンフレット 2.チラシ 3.チケット
2.目  的:本公演の存在および意義を広く一般聴衆に伝え、興味を喚起すると
       ともに、理解を深める資料を提供する
3.仕  様:パンフレット/B5版 オフセット印刷 本文24ページ単色刷り
       チラシ/B5版 オフセット印刷 裏面単色刷り
       チケット/ 70×170mm オフセット印刷 裏面単色刷り
4.印 刷 所:○○印刷
5.発 行 日:パンフレット/○○月○○日
       ポスター・チラシ、チケット/○○月○○日
6.発行部数:パンフレット/2,500部
       チラシ/20,000枚
       チケット/2,000枚
7.発 行 者:○○管弦楽団出版編集部
8.総 経 費:\400,000.-
9.運  用:パンフレット/公演当日 公演会場にて配布
       チラシ/○○月〜公演当日 県内各種施設などにて配布
       チケット/○○月〜公演当日 県内プレイガイド、公演会場
                     電話予約センター、楽団事務局
                     楽員、その他


協賛広告企画書


協賛広告掲載募集企画

1.品  名:○○管弦楽団第○○回定期演奏会 パンフレット、チラシ、チケット
2.掲載料金:パンフレット/1ページ(B5フルサイズの80%,以下同様) \60,000.-
1ページ(表2および表3) \80,000.-
              1/2ページ \35,000.-
              1/4ページ \20,000.-
       チラシ/(B5フルサイズの80%,裏面広告) \100,000.-
       チケット/(60×120mm,本券裏面広告) \50,000.-
3.発行部数:パンフレット/2,500部
       チラシ/20,000枚
       チケット/2,000枚
4.そ の 他:版下を添えてお申し込みください
       版下制作の場合は実費を申し受けます

出演契約書

演 奏 契 約 書

 ○○○○(以下甲と称す)と○○管弦楽団(以下乙と称す)は、以下のとおり演奏契約を締結する
 1.公演指揮および練習指導
    甲は乙が主催する以下の公演において責任をもって指揮し、またその練習において責任をもって指導するものとする
    公演名称:○○管弦楽団第○○回定期演奏会
    公演日時:平成○年○月○日(○)午後○時○分開場 午後○時○分開演
    公演会場:○○県立○○会館大ホール(収容1994席)
         〒000-00 ○○県○○市○○町○−○−○ TEL(012)345-6789
    練習期間:平成○年○月〜平成○年○月
 2.演奏料および必要経費
    演奏(指揮)料(練習料含む):¥000,000.−
             支払いは公演終了後ただちに現金にて行うものとする
    必要経費:その都度、別に定めた規定に従うものとする
 3.附則
    この契約書に明記されていない事項およびこの契約書について疑義が生じた場合は、甲乙協議のうえ決定するものとする
    この契約書は甲乙が署名捺印したときその効力を発し、公演終了後全経費の支払いが終了した時点でその効力を失う

 上、契約の証として本書を2通作成し、甲乙署名捺印の上、各自その1通を保管するものとする

平成○年○月○日(○)

甲:〒000-00 ○○県○○市○○町○−○−○
       TEL(0123)45-4321            ○○○○




乙:〒000-00 ○○県○○市○○町○−○−○
       TEL(012)345-1234            ○○管弦楽団
       代表:○○○○
       (〒000-00 ○○県○○市○○町○−○−○ TEL(0123)45-0000)

広告掲載契約書

広告掲載契約書(楽団保存)

○○管弦楽団御中


○○管弦楽団第○○回定期演奏会の広告掲載を、広告原稿(版下)を添えて申し込みいたします
       ◇版下がない場合には制作実費を添えて申し込みます
       ◇希望の図案は裏面に描いてあります


広 告 掲 載 料:金        円也

広告占有 スペース:(全・1/2・1/4)ページ.その他(        )

納 金 期 日:平成○年    月    日(    )

版 下 制 作 費:金        円也

平成○年    月    日(    )


広告依頼主                      印





・・・・・・・・・・・・・・ < キ リ ト リ セ ン > ・・・・・・・・・・・・・・
(大切に保管しておいてください)


広告掲載契約書(控)


料  金:金        円也(含版下制作費)

納金期日:平成○年    月    日(    )


○○管弦楽団 担当(      )

 


オケインフォ




・・・・・・・・・・・・
・ ・
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・ ・
・ ・
    ・  INFORMATION・・・
・ ・ ・
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・・・・・・・・○○○○○○○○○
         ・      ○○○○○
・ ORCHESTRA
・ ・
・ ・
・・・・・・・・・・・・
19**.7.








○○○○管弦楽団

「ごあんない」

平成○年夏号



 私ども○○管弦楽団は、○○市民を中心に結成されたアマチュア・オーケストラです。昭和○○年に創立されて以来、およそ四半世紀の時がたちました。この間何度も、困難な状況に直面しましたが、それでも、ご指導くださった諸先生をはじめ、常に温かい目で見守ってくださった周囲の皆様、更には○○市当局のご厚意により、こうして活動を続けることができました。そして現在、かつてないほどの数の団員を擁するようになり、定期演奏会においても各方面の方々よりお誉めの言葉を戴けるようになりましたのも、ひとえにこれらの皆様のお陰と、団員一同深く感謝をいたしております。


○目的

 私どものオーケストラ活動は、団員相互の親睦と、音楽的・技術的向上を、更には音楽を通じての人間形成を、その主たる目的に掲げています。また例えば、まだまだ非力な私どもではありますが、演奏を通じて地域の音楽文化の発展に少しでも寄与できれば、と考えております。


○活動−演奏会(コンサート)

 私どもの活動の中心となりますものには、年2回、春と秋に開催される定期演奏会があげられます。私どもに取りましてこの定期演奏会というのは、日頃の成果の発表の場であると同時に、演奏会という形を通して地域社会の皆様との交流が図れる、貴重な体験学習の場であるともいえます。この定期演奏会を企画・開催する度に、例えば、○○市をはじめとする後援をくださいます皆様、パンフレットに広告掲載下さいます協賛企業の方々、いろいろと便宜をはかってくださいます関係各位の皆様、共演してくださいますプロの演奏家の諸先生、そして私どもの演奏会にわざわざ足を運んでくださいます観客の皆様、などなど、お世話になる方々とのひとつひとつのふれあいが、それぞれずっしりと重みのある貴重な体験となっているのです。
 このほかの演奏活動としては、依頼公演が挙げられます。私どもとしましても今後ちからを入れてゆきたい分野で、できることならいつの日か県内くまなく演奏して回りたいと思っております。
 また、団として他の演奏団体への参加、団員個人としてエキストラ参加などがあります。一方、小編成のアンサンブルでの演奏機会も多く、アトラクション演奏や式典演奏、プチ・コンサートなどに出演しております。


○活動−練習(リハーサル)

 上記演奏会を維持するためにも日常的に練習活動を続けております。むしろアマチュアオーケストラにとりましては、このリハーサルがメイン活動ともいえると思います。
 練習は原則として週1回、土曜日のPM6:30〜9:30に行われております。
 また演奏会直前には特別集中練習があるほか、郊外での合宿練習もあります。これは団員同志の交流の場としても大きな意味を持ち、これらを通じて、人間的にも音楽的にもまとまっていくのです。
 以上のことを考え合わせますと、私どもは年間70回を大きく上回る回数のリハーサルを行っていることになります。
 練習会場は主として市内施設(市民会館大リハーサル室、県民文化会館練習室)が使われますが、このほか市の協力を得て、市立小中学校内の施設を利用することもあります。


○団員

 私ども○○管弦楽団は、主に○○市在住在勤者を中心に組織されております。楽団員は、社会人の正団員、学生・生徒(または就学年齢)の準団員に分けられます。

 現在の人数構成は次の通りです。(19**.**.現在)
  全楽団員数:72名
  
 また、現在のパート別人数構成は次の通りです。(19**.**.現在)
  フ ル ー ト: 4名 パーカッション: 2名
  オ ー ボ エ: 2名 ヴァイオリン :28名
  クラリネット : 3名 ヴ ィ オ ラ: 8名
  フ ァ ゴ ッ ト: 1名 チ ェ ロ: 8名
  ホ ル ン: 4名 コントラバス : 5名
  トランペット : 4名
  トロンボーン : 3名


○組織

 最高名誉顧問に○○市長○○○○を戴き、以下、団長のもと運営委員会と技術委員会により構成されています。

 現在の役員は次の通りです。(19**.**.現在)
  団   長:○○○○
  副 団 長:○○○○
  運営委員長:○○○○(事務局長兼任)
  技術委員長:○○○○(インスペクター兼任)
  コンサートマスター :○○○○
  団内指揮者:○○○○


○運営維持費

 経常支出を賄うための費用は、団費として月額\2,000.-を徴収しております。また、定期演奏会における経費は入場券(チケット)の売上を充てることになっておりますが、現時点では、どうしても一般販売で完売できないので、団員にノルマという形で販売促進をお願いしています。ひとり当りのノルマの総額は一公演につき\15,000.-〜\25,000.- 程度です。
 このほか、演奏会パンフレットの協賛広告掲載料も、決して小さな額ではありませんし、○○市当局や各後援会からの助成金も無視できません。また、依頼公演出演における謝礼金も、運営費に充てられます。
 なお、合宿など特別行事は、その都度の独立会計をしています。
 年間の総経費は年によって異なりますが、おおむね\8,000,000.-といったところです。


○沿革

 私ども○○管弦楽団は、昭和○○年、数名の音楽好きの市民により創立されました。
 創立後まもなく定期演奏会という形で、平均年1回の演奏会を開催してまいりましたが、その後活動の幅と密度をあげる意味からも、スプリング(またはサマー)・コンサートを加えてまいりました。そして昭和○○年度より、更に充実した活動を展開していくために、このスプリング・コンサートを格上げする形で初めての春の定期演奏会を開催し、これにより春秋2回の定期演奏会体制をしいております。

 次に最近4年間の自主公演の記録を掲げます。

19**.**.**. 第**回定期演奏会
指揮:○○○○  独奏:○○○○
曲目:○○○○○作曲/交響曲第○○番
           ○○○○○作曲/○○○○協奏曲
           ○○○○○作曲/序曲「○○○○」
      会場:○○県民文化会館 大ホ−ル

19**.**.**. 第**回定期演奏会
指揮:○○○○  独奏:○○○○
曲目:○○○○○作曲/交響曲第○○番
           ○○○○○作曲/○○○○協奏曲
           ○○○○○作曲/序曲「○○○○」
      会場:○○県民文化会館 大ホ−ル

19**.**.**. 第**回定期演奏会
指揮:○○○○  独奏:○○○○
曲目:○○○○○作曲/交響曲第○○番
           ○○○○○作曲/○○○○協奏曲
           ○○○○○作曲/序曲「○○○○」
      会場:○○県民文化会館 大ホ−ル

19**.**.**. 第**回定期演奏会
指揮:○○○○  独奏:○○○○
曲目:○○○○○作曲/交響曲第○○番
           ○○○○○作曲/○○○○協奏曲
           ○○○○○作曲/序曲「○○○○」
      会場:○○県民文化会館 大ホ−ル

19**.**.**. 第**回定期演奏会
指揮:○○○○  独奏:○○○○
曲目:○○○○○作曲/交響曲第○○番
           ○○○○○作曲/○○○○協奏曲
           ○○○○○作曲/序曲「○○○○」
      会場:○○県民文化会館 大ホ−ル

19**.**.**. 第**回定期演奏会
指揮:○○○○  独奏:○○○○
曲目:○○○○○作曲/交響曲第○○番
           ○○○○○作曲/○○○○協奏曲
           ○○○○○作曲/序曲「○○○○」
      会場:○○県民文化会館 大ホ−ル

19**.**.**. 第**回定期演奏会
指揮:○○○○  独奏:○○○○
曲目:○○○○○作曲/交響曲第○○番
           ○○○○○作曲/○○○○協奏曲
           ○○○○○作曲/序曲「○○○○」
      会場:○○県民文化会館 大ホ−ル

19**.**.**. 第**回定期演奏会
指揮:○○○○  独奏:○○○○
曲目:○○○○○作曲/交響曲第○○番
           ○○○○○作曲/○○○○協奏曲
           ○○○○○作曲/序曲「○○○○」
      会場:○○県民文化会館 大ホ−ル

次回予告
19**.**.**. 第**回定期演奏会
指揮:○○○○  独奏:○○○○
曲目:○○○○○作曲/交響曲第○○番
           ○○○○○作曲/○○○○協奏曲
           ○○○○○作曲/序曲「○○○○」
      会場:○○県民文化会館 大ホ−ル


○指導者

 私どもはより充実した音楽活動を展開するために、東京よりプロの演奏家の先生方を招聘し、指導をあおいでいます。

○○○○(音楽監督・指揮者)略歴
  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○


○○○○(弦楽器トレーナー/高中弦担当)略歴
  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○


○○○○(弦楽器トレーナー/低弦担当)略歴
  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○


○○○○(木管楽器トレーナー)略歴
  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○


○○○○(金管楽器トレーナー)略歴
  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○


○○○○(打楽器トレーナー)略歴
  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○


○今後の目標

 私ども○○管弦楽団の団員は、文化活動のひとつにクラシック音楽を選びました。それもリスナー(聴衆)としてではなく、プレイヤー(奏者)としてです。この長い人生の中で、できることならずっと続けてゆきたい音楽活動の、まさに途上にあるのだと思います。私どもは、この団体に所属する中で少しずつでも成長を続けたいと思いますし、またこの○○管弦楽団を少しずつでも発展させてゆきたいと考えております。そして今後も、地域社会とのかかわりをより密に持つことにより、地域社会から学び育まれ、同時に非力な我々にできることをさがし、地域の音楽文化の発展に少しでも寄与できればと考えているのです。


○お問い合わせ

 ご意見ご質問や演奏会等の情報は、下記までお問い合わせ戴けると幸いです。

  ○○管弦楽団:〒*** ○○市○○○○○○○○**-**-**(○○宅)
  ○○○○(広報担当):PHONE&FAX.:0xxx(xx)xxxx




























● ○○管弦楽団「ごあんない」                平成**年夏号
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
       企画:○○管弦楽団運営委員会
    編集:○○ ○○
    発行:○○ ○○
    発行日:19**年**月**日

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