沿 革


 朝明商工会は、三重県三重郡朝日町・川越町の両町を管内に全国的にも珍しい商工会であります。
本会の前身は、朝日町に於いては朝日村商工組合、川越町に於いては川越村商工会が旧村単位に於いて任意商工会が結成され、昭和35年に商工会法施行に伴い、朝日町商工会と川越町商工会の両町が法制に基づく商工会準備委員会(発起人会)を設置し、昭和36年1月11日を以って商工会法による商工会設置の認可、設立登記の完了により特殊法人としての法的な朝明商工会が誕生した。
 立地としては、北は桑名市(人口約104,000人)南は四日市市(人口約288,000人)に挟まれた小さな町で、朝日・川越町併せても人口約17,000人、 面積14平方キロメ−トルでありながら、県立普通科高校1校、中学校2校小学校3校と文化施設としてあいあいホ−ル、郷土歴史館等の施設があり、教育・文化に恵まれた地域であります。
 財政面においては、県下市町村民一人当たりの分配所得は、川越町3,612,727円、朝日町3,359,011円と県下第1位・第2位を占めており裕福な町といえる。特に川越町は、県下唯一の交付税不交付団体である。
 産業面では、農業・漁業から商業の町へと変遷してきたが、近年では沿岸部に埋め立て工事が進み、工業の町へと移行しつつある。
 交通面では、南北に国道1号線、23号線が縦走しており、平成14年3月に北勢バイパスが朝日町まで開通し、近隣県との行き来の時間短縮が可能となっております。なお、国道1号線沿約4Kmの間には、郊外型の大型 店が5店舗が出店し交通至便さに加え、人の往来と活 気に満ち溢れた地域となっている。
 また、平成元年に沿岸部の埋立地に川越町が誘致した中部電力(株)川越火力発電所は日本唯一の発電規模を誇り、朝日町に於いては(株)東芝三重工場、カネソウ(株)に続いて東芝エレクトロニクス(株)の大手企業があり、エネルギ−と先端技術産業の拠点として重要視されている地域であります。


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