Ferrari F50−GT製作記


(02.6.23)



手持ちの資料ではよく判りませんので想像で進めます.
前回,切り取った部分を補うようにエポパテを盛っていきます.しかし困ったことに手が入りません.鉛筆に巻いたサンドペーパーでちまちまと削る以外に手がなく,なかなか一筋縄ではいきません.

一応,裏側はこんなかんじです.パテ盛りの骨となる部分を0.5ミリと1ミリのプラ板で組んであります.

エア抜き面積は約2倍になりました.ここにはラジエターとオイルクーラーが鎮座しています.とても良く冷えそうですが,レーシングカーは止まることを考えていないので冷却ファンなどありません.これでは街乗り不可ですね.絶え間なく泳ぎつづけなければ窒息死してしまう回遊魚のようです.

(02.9.22)


サボりすぎました.じつに3ヶ月ぶりの作業です.

今回エンジンフードのルーバーを作りました.以前ヒートプレスしたプラ板を切り出し,スリットを入れ,パテで立体的にします.それにしても穴が多い! 形もまちまちだ! 途中,何度も嫌になりました(笑).サメのエラみたいで,なんとも生物的です.

ウィングはR34スカイラインのGTマシンから流用.幅や形がちょうど良いのでそのまま使用しました.翼端板とステーのみプラ板から製作しました.

(02.9.29)


全体像を初公開.ようやくボディー改造が終わり,ベースの白を塗装したところです.

またしてもここで水ぶくれ (下地が浮き上がってくる) を発見.ロードスターMPSでは泣かされたので早期治療中.

次回はいよいよ着色です.

(02.10.5)



今回は初めてフィニッシャーズの「リッチレッド」を使用します.はたしてどんな色に仕上がるのか不安ですが試しに使ってみました.

「アルファロメオに対抗心を持っていたエンツォは,フェラーリのレッドをアルファロメオのそれよりも若干暗いものした」 ということで,同じ”赤”でも少し色相いは違います.
実際に塗ってみると,#68モンザレッドより深みがあり #3レッドのようにどす黒くない鮮やかな赤です.フェラーリに正しいかどうかは抜きにして,とてもいい色です.

部品数が多い(ルーフやスポイラーなどがバラバラ状態)ので少し大変.

(02.10.14)


忘れていた部品を作りました.さて何でしょうか?
これはフロントカウル内のダクトです.右は床下のディフューザー.いずれも想像で作っています.

4年前(古い!)のインプも同時進行中です.こちらのデカール貼りのためF50-GTはほとんど進行せず.


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