仏 像 作 品


私の仏像作品


 私が仏像彫刻にかかわるきっかけになったのは、古い話になりますが、昭和40年にさかのぼります。京都の寺院巡りで、太秦(うずまさ)にある広隆寺を訪れ、国宝の弥勒菩薩(みろくぼさつ)に接した時です。心を吸いこまれるような気持ちになりました。簡単に「感動」と言う言葉で言ってしまえないほど、心を揺さぶられました。以来、仏像を求めて京都、奈良、滋賀の寺院を根気よく訪ね歩きました。
 仏像彫刻を始めたのは、四日市市朝明中学校校長を最後に、教員生活にピリオドを打った昭和62年春からです。名古屋市内の中日文化センターの仏像彫刻講座を受講、4年後の平成3年、四日市中日文化センターの仏像彫刻講師を依頼され引受けました。これは大変と初心にかえって京都の松久仏所へ月2回5年間通い指導していただきました。
 四日市中日文化センター講師を16年務め、80歳になりましたので退任させていただきました。
 平成7年頃から、円空彫りや木喰彫りをその微笑に魅せられて彫り始めました。
 彫刻活動25年になりますが、その間作品展を数回仲間のお陰で持つことができました。平成23年まもなく、85歳になりますが体力の続く限り仲間の世話をさせてもらうつもりです。
安達正秋仏像作品 1
十一面千手観音菩薩 聖 観 音 菩 薩 明 星 観 音 菩 薩
十 一 面 観 音 菩 薩 白 衣 観 音 菩 薩 阿 弥 陀 如 来
大  日  如  来 善  財  童  子 大    黒    天
聖徳太子孝養像 子  安  大  師 釈  迦  如  来

安達正秋仏像作品 2
新円空さん 新木喰さん 浮き彫り